しゃべり

昨日の夜はスタッフのプレゼン練習に付き合う。
しゃべり、というかプレゼンテーションはとにかく場数が必要で、数多の失敗と泣きそうなくらいの反省を積み上げて上達していく。

しゃべりがうまくない人、機転の利いた受け答え、鋭い切り返しができない人は、まず準備が不足している。
場数を踏んでいないうちは、原稿を全て作るくらいの勢いでないとだめだ。

誰だって人前で話す時は緊張するのだから、本番が練習よりもよくなるということもないのだから、練習の中で120%を目指すしかないと思う。


普段ほとんど喋らない人もプレゼンテーションは苦手な人が多い。
自分の口から出たアウトプットが、どういう印象を与えるかを日常の中でシミュレーションしておかないと本番で頭が真っ白になってしまう。


受け答えに関しては、どこまで深く考えているかだろう。これも準備に入るが。
まずは分かっていることと分からないこと、かっこいい言い方をすれば、解決済の課題と未解決課題を認識しておくことが必要である。
未解決課題に関しては仮説を設けて、自分の意見を伝えるのでもよいかもしれない。

仕事って

楽しいかと問われればそんなことはない。
面倒くさいことやプライベートで自由な時間があれば絶体やらないことがほとんどだ。

生活の糧を得るために仕事をしているのはもちろんあるが、

仕事−楽しくないこと=少しの楽しいこと
を得るために日々生きている気がする。

変な日本語だが、苦しいことは苦ではない。
もっと眠りたいと思っても眠れなかったり、お腹が空いた時に食事できなかったり、クライアントに罵倒されたり、政治的な対立の調整に入ったり、喧嘩している双方がこちらを向いて喋ってきたり、部下が思ったように働いてくれなかったり、ストレスを感じる瞬間は一日の中でも数えきれないが、プロジェクト修了後にクライアントから「ありがとう」と言われるその言葉をもらうために生きているように思う。