2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

SI力

サーバなどのハードウェアを持たない独立系のベンダーとしては国内最大手企業である NTTデータの社内の取り組みにスポットを当て、そのSI力の強さを明らかにしていくという内容。 個人的にはSIerは決して戦略策定や業務改革のコンサルティング会社には…

ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド

映画化もされたSF小説。 シャム双生児として、胴体が結合した状態で生まれたバリーとトム。 バリーの隣には3つ目の頭(目を覚まさないが)が存在する。 2人はロックバンドのボーカルとして一世を風靡し、ローラという素敵な女性に恋をする。 しかし、栄光の…

パラレル・ワールド・ラブストーリー

2回目の読了である。 以前、会社の人に東野圭吾氏の作品のお勧めを聞かれ答えたことがあったのだが、面白かったという話を聞いてまた読みたくなったのだ。 ちなみに俺の中での東野圭吾ランキングは、1位:白夜行、2位:変身、3位:パラレルワールド・ラブス…

太陽の季節

かの石原慎太郎東京都知事のデビュー作にして、芥川賞受賞作である。 ボクシングと女性の魅力を重ね合わせ、相手の気持ちを踏みにじるところに快楽を見出す、一種異様な若者の心の動きを描いている。文章が読みにくいところもあるが、若者ならではの複雑な気…

勇気凛々

ホダカ自転車の創業者の話である。 文化放送に入社し、スナックのママと不倫の末結婚、そして独立・自転車業界への新規参入と 100億円企業まで成長させるまでには数々の苦労があった。 文化放送でのやんちゃなエピソードはさておき、販路開拓におけるイトー…

論理思考と発想の技術

しばらく放置していたが再開して本日読了。 読み応えがあって、とにかく脳味噌使う。 ロジカルシンキングと非連続の発想をバランスよく論じているのがよい。 そして恐ろしく教養レベルの高い人が書いたということを節々で感じる。1年後また読み返したい本。…

論語と算盤

メモしたいことが多すぎて困った。日本の儒教と言えば論語であり、未だ色濃く残っている教えではあるものの、 最近「思いやりを持って」とか、「親孝行の気持ちで」とかいう話をほとんど耳にしなくなったな。 時代のせいだろうか。昨今の成功者達に、「金だ…