おーでゅぽん

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

伊坂氏のデビュー作らしいのですが、僕の知っている伊坂氏の作品とは異なり読み終わるまでに相当な時間を要しました。
当初から作風変わったんですかね?

ハラハラドキドキでテンポよく一気に読ませる「重力ピエロ」や「砂漠」とは異なり、SF(と言ってもいいですよね)混じりの孤島での話。

案山子が喋ったり、何度となく「この島には足りないものがある」って声が出てきたり、うーん正直眠かった。

主人公の中学時代の同級生城山の人間性の描写にはゾクっとさせられましたが・・・。