FACEBOOKの盛り上がり

FACEBOOKが盛り上がっています。
ソーシャル・ネットワークという映画の公開や、北アフリカでの反体制運動が元になって認知度も高まっています。
なんせ、世界で6億人がユーザーとして存在するのです。
日本では先行者としてMIXIが1,600万人の会員を抱えてどっしり構えているので、FACEBOOKがこの牙城を崩すのは容易ではないかもしれませんが、
ひとまず僕もユーザー登録してみました。
意外と大学時代の同期・先輩・後輩が登録していて驚きました。
今更ながら実名という点がポイントです。
検索してヒットしたら結構楽しいです。


さて、そんなFACEBOOKに関して多少は知見を得ようと関連本を2冊読みました。

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フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

1冊目は前述の「ソーシャル・ネットワーク」の原作です。
小説的な要素が多々含まれており、大変読みやすいです。

2冊目は1冊目と比較するとノンフィクション色が強く、FACEBOOKの誕生時からこれまでの経緯を事実に基づいて
振り返ることが可能になるとともに、CEOであるザッカーバーグの素顔もよりダイレクトに伝わってきます。

企業価値が2兆円を超えるとも言われ、マイクロソフトGOOGLEゴールドマン・サックスなど名だたる企業がほしがるFACEBOOKとはどんな会社なのか?
そしてそんな新進気鋭の会社を率いる若干26歳のマーク・ザッカーバーグとは何者なのか。
シリコンバレーベンチャーキャピタルとの攻防なども面白く読めます。

成功者とは社会的意義の提供に目的を置く人がほとんどですね。
お金への執着がほとんどない。
そうなることが楽しいと思えることをひたすらやってきたら、とてつもない金額と人を動かす状況になっていた、というパターンは、一昔前の
リナックス開発者リーナス・トーパルズに通じるところもあるように感じます。