課題の設定力
暇というわけではないが、インプリメンテーションでスタッフが中心の現場仕事になってきているので比較的早く帰れている。
読書時間も何とか確保。
財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/05/13
- メディア: 新書
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財務分析によって見えた結果を元にした、採り得る詳細なアクションの彩られた続編を希望。
続いてスタッフの能力向上につながるよい本がないかなと本屋に立ち寄りタイトルで衝動買い。
- 作者: 清水久三子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/07/30
- メディア: 単行本
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問題と課題は確かに違うのだが、後半で課題解決=問題解決のように論じられていて残念。
現状とあるべき姿との間に発生するのが確かに課題だが、個人的には、現場業務を回すには、あるべき姿の手前にいくつものステップが存在すると考えている。
あるべき姿にたどりつくまでのステップを刻むと課題設定の焦点を定めやすくなる。
そのかわり課題の数も増えるが、理想をかざすだけでは現場は付いてきてくれないから。
話は逸れるが、あるべき姿とインプリメンテーションの現実性というのは多くの矛盾をはらんでいて、常に悩ましいところ。
できそうなことをやるってのも小さくまとまりそうで嫌だし、大きなインパクトを出そうと思うと誰もやれなくて効果0になるリスクがある。
その絶妙なラインを攻めていくのが、コンサルタントで、リピート案件のとりどころか?(笑)