ホラーではない?

「黒い家」に引き続き、貴志佑介氏の直近の直木賞候補となった作品を読みました。
上下続けて一気に読んでしまいました。

悪の教典 上

悪の教典 上

悪の教典 下

悪の教典 下

とにかく怖いのは間違いないです。
ただ、怖いだけでした。
異常な性格と能力を持っている犯人を主人公にするには、過去の経歴を読者に
知らしめるためには已むを得ないことだったかもしれませんが、犯行に至った
必然性を求めるのも無理かもしれませんが。
同じ学園モノということで、「バトルロワイヤル」に似た雰囲気を感じました。


いやしかし怖い。