プロフェッショナル・プレゼンテーション

おそらく半年前に購入済だった。そんな本が20冊ばかり。
このGWの大連休を利用して大量に消化している。

プロフェッショナル・プレゼンテーション (アクション・ラーニング・シリーズ)

プロフェッショナル・プレゼンテーション (アクション・ラーニング・シリーズ)

マッキンゼーで働いた経験のある著者2人によるプレゼンテーションのテクニック解説書。
プレゼンテーションを「発表」と訳すと誤解がある。

  1. 中身の論理を組み立てメッセージを明確にし、
  2. 資料としてビジュアル化し、
  3. 人前で説明・説得する

というステップを経るからだ。
本書はビジュアル化の方法、人前での説明・説得の方法に関しては控え目(もちろん記述はあるが)で、論理の組み立て、メッセージのクリスタライズに重点を置いている。

散々ロジカル・シンキング、戦略思考の本を読んできたが、まだ学ぶところはある。
特にそうしなければならない「必然性」、そうすることによる「効用」、そうする上での「実現可能性」というフレームワークはもう少し意識するべきかなと反省。
現場コンサルティングが長くなると、抽象化する機会も必要性も失われる傾向にある。気をつけよう。