寒いスピーチにどう対処するか?

先週・先々週と2週間続けて社内の同僚の結婚式があった。
偶然2回とも同じ上司が主賓としてスピーチすることになり、細かい内容は違えどコンセプトとしては似たような寒いものを感じてしまった。
以下3つの特徴である。

褒めない

個人的には幸せな結婚式のスピーチは明るく楽しいものであるべきだと思っている。(泣くのは新婦から母への手紙だけでよい)
スピーチする側としては、新郎・新婦の良いところを何とか見つけ出して褒め殺すくらいで終わるのがよいのではないだろうか。
2回ともほとんど褒めていなかった。あったとしても根拠も含めて内容が薄かった。

欠点や言わなくてもいいことを言う

新郎・新婦の酒の席での失敗談や、最近合コンしたことなど、場が引くようなことを平気で言う。毎度背筋が凍る思いがした。

長い

とにかく長い。カウンター(新郎であれば新婦側、新婦側であれば新郎側)がコンパクトで歯切れのよいスピーチだったことも手伝い、10分近い話は長すぎてだれてしまう。


どう対処するか?

まずはこれ以上の被害拡大を防がなければならない。このままでは同僚が結婚する度に当上司は同じ間違いを繰り返し、出席者は嫌な思いをし続けることになる。
僕だっていつかは結婚するかもしれないのだ。
以下僕の場合として対処方法を考えてみる。

①そもそも結婚式に呼ばない

もう呼ばなければいいんではないかと思うが、結婚式にその上司だけ呼ばないのは現実的に難しそう。

②結婚式には呼ぶが別の人にスピーチを頼む

その場限りの対処ではあるが、最も有効な気がする。しかし、本人はなぜ頼んでこないんだと不思議に思うかもしれない。

③本人に直接言う

非常に気を使うところである。それとなく知らせるか、別の人に言ってもらうか。いずれにしろ誰かが注意しなければならないが、僕はその役回りは避けたいところである。
どう注意するかも問題である。3つの悪い点をどう指摘するかである。

④甘んじて受ける

これはなしだ。


個人的には結婚式でスピーチする役割が回ってきた人には独学で調べてふさわしい内容にしてほしいと思っている。