ザ・プロフィット
夜2週間ぶりにランニング。
外なのでめちゃめちゃ寒かったが、10分くらい経つとぽかぽかしてきて、30分走ったころにはじんわり汗をかいた。
全身運動は血が体中をめぐるようで非常に気持ちがよい。
- 作者: エイドリアン・J・スライウォツキー,中川治子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/12/14
- メディア: 単行本
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質問に対する答えという流れで把握できるのがよいのと、何より深い洞察と示唆にあふれる内容は久しぶりの良書に出会った気分だ。
大体毎週土曜日の朝に講義をするというイメージで記載されており、宿題や課題図書なども豊富であり、理解を助ける。
会社にあった本だったんだが、自分でも買おうと思う。
他の人も読むと思うと折り目付けられないからね。
ファシリテーション
最近ある期間に自分がやりたいと思っていることと、やれることとの間に大きな隔たりがあるような気がしている。
目標をできる範囲の近づけて達成感を味わうべきか、目標は寄せずに物足りなさを常に感じているべきか迷うところではある。
- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1980/12/29
- メディア: 文庫
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この本は読み始めてから読み終えるまでにかなり時間がかかった。
寝るときにしか読まなかったので、おそらく半年以上かかっているのではないだろうか。
今朝ベッドの中でようやく読了。
いわゆるノンフィクションだが、まるで小説のようである。
身よりのない老婆の死から始まり、傷ついた女性が住む家、与那国の人々の暮らし、相場にかけた人々、天皇への不敬罪で人生が変わった人たち、詐欺師の老婆などなど盛りだくさんの500ページオーバーだ。
小説が物語を紡ぐものであるとすれば、ノンフィクションは何もないところから人の気持ちを引き付けるようなストーリーを掘り起こしていくような作業だ。
特に最後の老婆の話など、抽出されたストーリーが絶妙で、筆者と思いを共感せざるを得ない。
いい話だった。
- 作者: 森時彦
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本
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ちょうど先月ファシリテーションの外部講習を受けていたので、共感できるところもありつつ、新しい発見もありつつといった感じで読んだ。
会議の設計に関する準備が必要なのはもちろんだが、場のコントロールや場の触発にはまだまだ僕自身課題がある。
日々実践する場はあるので少しずつ上達していければいいなと思っている。
本書にあった内容で特に実践してみたいなと思ったのは、「リーダーズ・インテグレーション」とアイスブレークの一つである嘘あり自己紹介である。
いずれもチームのメンバー間の距離を急速に縮めるのに役立つ。
ファシリテーションと同様にコーチングにも非常に興味があり、いずれもチーム力の向上に役立てたいと思っている。
コーチングに関しては、年明けに研修を受講予定だ。
帝王学
前回の記事を書いてから、関西へ3日間、九州へ3日間、関西へ3日間、東北へ3日間と毎週出張に行っていたが、ようやく落ち着いた。
あとは1日今週末の会議をすれば年末休みに突入だ。
年末休みでは、高校時代の同級生はもちろん、中学時代の同級会にも呼ばれる予定となっており、非常に楽しみ。
さて読んだ本がたまっているので記録。
- 作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,川本三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: 文庫
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「叶えられなかった祈りより、叶えられた祈りの上により多くの涙が流される」というマザー・テレサの言葉とともに始まる、アメリカ上流社会のスキャンダル満載のほぼ実話。(らしい)
「冷血」で上流社会への仲間入りを果たした著者が、のびのびになっていた本作により、その社会から除けものになったとか。
カポーティがゲイだったと始めて知った。
どうもすっと入ってこない、僕の苦手な古い時代の描写が多く、心情的にはどう感じてよいのかが難しい、とっつきづらい話だった。
きっと描かれている本人たちには生生しすぎるくらいなのだろう。
- 作者: ローレンス・クラウス,青木薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/05/25
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ついていけたのは序盤だけ。
牛を円球と見立ててたときの最大容積に関する発見だとか、(あの)フェルミ推定の元となったフェルミさんの話とか、ニュートリノだとか・・・。
俺理系なんだけどなあ。じっくり読む気が起らなかった。
多分3年くらい後に読んだら新しい発見があるタイプの本だと思う。
ただ、「余分なモノを切り捨てる」とか「創造的剽窃」といったキーワードはビジネスにも十分活かすことができる。
- 作者: 山本七平
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1990/09/10
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今日読み始めたら最後まで読みたくなって読み切った。
今日の日本における会社組織や官僚組織なども描かれており、大変分かりやすい。
日本における「道徳」「倫理」として、当然持っていなければならない考え方が、はるか昔の中国、唐の時代に完成しつつあったことに驚きを隠せない。
思想は完成していても、実行が難しいから歴史は繰り返すのだなとしじみじみ思う。
会社の後輩に是非読ませたい。
「草創と主文といずれか難き」の問いに対する答えが本書の中には詰まっている。唐の太宗のように讒言大夫という役職を置けるくらいに度量の大きな人間になりたい。
さっき数えたら2011年106冊目だった。
この感覚で100冊だったら、200冊くらい読まなきゃ足りることはないな。
非効率な日々
朝:なし
昼:近所の中華料理屋でワンタン麺+半チャーハン+半ギョーザ
夜:吉野家で牛丼キムチセット
牛丼は吉野家やね。
出張が立て込んでおり、昨日までは中部地方で3日間。明日も新幹線で関西方面へ。
疲れて何もする気がしない。
どうも時間がもったいない気がしてならないが、今日も夜は日本シリーズ観戦。
落合最後の試合を勝利で飾れるかと思いきや7戦目で負け。
残念。
明日も早いから眠ろう。
- 作者: 手嶋龍一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/30
- メディア: 文庫
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外交戦略の常套手段をまったく知らない身としては、なかなか理解が難しかったが、正式コメントとして表明する言葉・態度にまで駆け引きが求められる激しい場である。
アメリカとの駆け引きの敗れた日本は莫大な支出(130億ドル!しかも合意後円安に振れたのにドル建て)を求められ、増税を伴う国民へ負荷を強いることになったにも関わらず、湾岸戦争には貢献していないものと見なされた。
時の橋下大蔵大臣、海部首相なども登場するが、外交は本当に難易度が高い。そして日本はどうやら苦手のようだ。
前向き命
朝:コンビニでツナパン
昼:コンビニで野菜たっぷりタンメン
夜:松屋でネギ玉牛めし
前向きにその場の空気を楽しもうと思えば、きっと楽しくなるはずである。
最近注意しているのは、チームのメンバーに対して、背景・文脈を詳しく説明するということである。
メンバーとの付き合いはそこそこ長いので、言葉が少なくても通じ合うことはできるのであるが、アウンの会話に慣れてしまうと外の世界に出たときに、言葉を選びすぎてしまい、仕事ができない印象を与えてしまう。
昨日2か月ぶりに社外研修に出てそう感じた。
しかし講師によってセミナー後の印象は違うものである。
昨日行った研修をする企業には、社内の講師と社外の講師の2種類いるのであるが、2か月前は社外の講師だったのに対して、今回は社内の講師だった。
社外の講師は、おそらくインセンティブおよび次回以降の契約がかかっているために総じてモチベーションが高く、熱意がいたいほど伝わってくる。対して、社内の講師は、おそらくこの講義を担当しても給与は変わらないのであろう、完全にルーチンワークと化している。受講に来ている生徒の目からうろこを落とさせようという気があまり伝わらない。
残念に思うと同時に、自分の身にも置き換えて気を引き締めていかねばと感じている。
結局昨日は同じセミナーを受講した後輩と白ワインのボトルを空け、女の子がいる店に行って、べろべろになって眠ったのであった。
ついでに言うと、夜中の四時ころ気持ち悪くて吐きまくり、朝起きたら喉が嗄れてましたわ。
部下にも飲みすぎと気付かれる情けなさ。
でも仕事はうまくいった。
精力的に
朝:パン2つ
昼:定食屋で焼き肉定食
夜:スーパーで弁当、カップラーメン、ビール6缶
社会人になってから最も金がない1か月になりそうだ。
結婚式などもあるが、乗り切れるだろうか?
来月からはまた浪費ができるのだが。
こんな生活はもう嫌だなあ、なんて思いつつも、この節約意識は今後に役立つんじゃないのかなともおもっている。
30代前半に気づいてよかったと前向きにとらえよう。
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
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本書はビジネス書には珍しく2回目の読了であるが、目からうろこが落ちることが多々あった。
というか、一回目の内容が全く身についてないというか、意識の外だった。
読書をすることで得られる価値を十分に生かし切れていないかがいかに分かったよ。
論理は縦と横の2次元でできており、縦は観察のSo What?/Whiy So?と洞察のSo What?/Whiy So?から構成され、横はMECEである。
論理パターンには並列型と解説型の2パターンあり、各階層における要素は3〜4つが望ましい。
また、並列型と解説型を組み合わせて論理を組み立てていく。つまり2×2で4つの論理パターンがあるということになる。
「要は何なのか?」「この話の重要なポイントは何なのか?」は意識して鍛えていかなければいけない。
いや〜読んでよかった。
古典は古典たる所以がある。
ロジカル・シンキング関連は引き続き再読をしていく。
仕事の効率化、物事の判断力の深耕に活かすことができるだけでなく、転職への準備にもなるだろう。